羽田を深夜に出発した機内では、
照明がさっさと落とされ、いきなりおやすみモード。
もう寝る時間だから、さっさと寝てくださいという訳なのです。
食事の提供は、到着のすこし前に朝食があるだけ、
もちろん、それまでの時間は希望すれば、何か食べ物を出してくれますが、基本的には、朝食一食だけです。
(このシステムだと食べ過ぎなくて、むしろいいかも、、、。)
順調なフライトで、無事にサンフランシスコ空港に着きました。
ここで、いったん預けた荷物を受け取って、
入国審査をするのですが、税関でハプニングがありました。
(ちょっと長くなりますので、興味のある方は読んでみてね、、、。)
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実は、今回の帰国のちょっと前、
ポートランドから入国した友人が‘税関でラーメンを没収された’
という話を聞いていたので、ひそかに覚悟はしていたのですが、
しっかりスーツケースを開けられて、荷物検査をされました。
わたしのスーツケース、大抵一個は、食べ物で一杯なんです。
母から、手作り味噌やソバ、お正月だからとお餅を持たされ。
主人の実家から頂いた、チャンポンやラーメンの数々、、、。
お土産用のお菓子に、その他もろもろ、ほとんど食い物ばっかり、、、。
さて、税関の検査員、わたしのスーツケースを開けるや否や、
一番上にのっていたスナック菓子を取り出し、裏の原材料の表をじっと見ています。
チャイニーズの検査員だったのですが、すかさず見つけたのが、‘鶏’の漢字。
マジックで丸をして、「これダメね~」と、いきなり没収です。(>_<)
それから次から次へと、スーツケースから取り出しては、
一つずつ原材料を確認します。
包装してあるものには、「これ中身何?」
「それは、味噌~英語ではソイビーンペースト???って言ったけ?」
「じゃぁ、これは?」
「それは、ジャパニーズピクルス(漬け物)~ベジタブルだよ、、、。」
こんなやりとりが続き、
あれやこれやとスーツケースから、怪しげな食品をいっぱい取り出した頃。
「いよいよ、この下には、ラーメンやチャンポンがあるんだよな~」って頃になると、
さすがの検査員も一つずつ原材料の書かれている細かい表を調べるのも嫌になったようで、、、。
ふと横を見ると、次の検査を待つ人の列も出来てます、、、。
「このお菓子は返せないケド、あとは詰めていいわ~」と、やっと解放されました。(^v^)
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難を逃れた品々 |
今回、税関での検査のターゲットは、‘チキンやビーフ由来のエキス’など、
摘発の強化月間にでもなってるのか?と思うほどの力の入れようで、「ヌードルやカレーを持ってるか?」と何度も聞かれました。
聞かれるたびに、も~心臓ドキドキです。
最後に検査員からは、
「輸入禁止種目は日々変動するので、アメリカ入国の際は、FDA(アメリカ食品医薬品局)のサイトで確認してね。」との事でしたので、みなさんもご参考に~
そうそう、、、
この後、乗り継いで無事に
LAにたどり着きましたよ。
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誤解があるといけないので、追記します。
税関の検査員、チャンポンの袋もちゃんと見ていたそうです。
わたしも後で確認してみたら、ビーフもチキンエキスも使われていませんでした。
どうやら、ドキドキしなくても、無事だったようですね。