2011/09/30

白木のかぼちゃ

久しぶりに始めたお部屋の片付け、
少しずつですがなんとか進んでいます。 (^v^)

そんな中、これはペインターの宿命なので、片付けるのをあきらめているのですが、
白木素材の詰まった段ボール箱ってのがいくつかあります。

これから描く予定の素材の入っている箱は、いつも開け閉めしているので
どんな物が入っているのか解っているのですが、
そんな箱の下に積んである、もう何年も開けた事の無い段ボール箱ってのがあるんです。

いつか描くつもりでいるのでしょうが、何が入ってるのかも覚えていない、
そんな素材が詰まってる箱です。

開けてみたら、
中には、なんと、、、


今の時期に、ピッタリなパンプキンの白木がありました。

アメリカンの作品を描いていた頃の物なので、
ゆうに15年は経過しているでしょうか?

せっかく出て来たんだから、どうにかしなくちゃ、、、。
でも、まぁ~とりあえず、このまま飾っておこうかな? ( 一一)

2011/09/28

さらりと、新作でも、、、

たまには、ちゃんと描いてるって事も証明しないとね~ (^v^)

という訳で、、、
最近描いたジョストボのオリジナル作品です。


さすがに、ミーシャ氏の豪華なジョストボ・トレーの後にお見せするには
かなりの勇気がいるのですが、、、


もっと精進しなくては~ (^_-)-☆

2011/09/26

スリフトショップ

ここ数日で、ロサンゼルスも急に秋めいて来ました。

涼しくなって、動き易くなったので、
普段使っていないお部屋のお片づけでもしようかなぁ~と思ってます。

普段使わないお部屋というのは、どうしてこうなるんでしょうね~ 
大抵は物置になってませんか?。

我が家でも、いつか使うかも知れないって物がいろいろ置かれています。(^_^;)

‘いつか’は、なかなか来ないでしょうから、思い切って処分する事にします。

さて、心に決めただけですので、行動が伴うか?
どうか??? なのですが、、、がんばりますね、、、。


とりあえず、不用品は、こちらで引き取ってもらう事に決めてます。 

サーベーションアーミー(救世軍)経営の‘スリフトショップ’では、
家庭の不用品を何でも引き取ってくれますので、
ゴミにならないと思うと、ちょっとは気が楽かな~ (^-^)

2011/09/23

ミーシャ氏のジョストボ・トレー 続き

さて~今日も、引き続き、ミーシャ氏のジョストボ・トレーを紹介しますね。

ジョストボというと、黒いベース(地塗り)に
鮮やかな色彩のお花が描かれたメタルトレーというイメージが強いかと思うけど、、、

このように決して、黒のベースばかりじゃないんですよ。



もちろん、描かれているお花も、原色ではなく淡い色合いに調節してあって
とっても素敵です。


ジョストボの特に大きなサイズのトレーは、実用品として使うのではなくて、
装飾品としてリビングなどに飾られる事が多いので、
各家庭のインテリアに合わせ、トレーの形や色などを細かく指定して
依頼される事が多いそうです。
オーダーメイドのジョストボ・トレーは、アーチストの腕の見せ所でもありますね。

そして、時代に併せて、インテリアのトレンドも変わっているので、
ジョストボ・トレーも、日々変化しているって事のようです。(^v^)

2011/09/21

ミーシャ氏のジョストボ・トレー

今回、モスクワを訪れているあいだ、
長年のペイントの恩師である Mikhail Lebedev氏(通称ミーシャ氏)には、
ジョストボについて、沢山のお話を伺う事が出来ました。


話の内容は、ジョストボ・ファクトリーの歴史だったり、、、。
ジョストボ・トレーのモチーフ(絵柄)の事だったり、、、。
毎年開いているという、ジョストボの展示会の話だったり、、、。

話はもっぱら、お茶を飲んでる時や、外を散歩している時にしていたので、
いちいちメモをとれなかったのですが、
ジョストボとそれを取り巻く状況について、昔の話や今の事などなど、
興味深い内容を多岐にわたって説明をしてくれていました。


特に7月にモスクワ市内で行ったジョストボの展示会は、とっても盛大だった様子で、
ジョストボの普及に向けて、ファクトリーもアーチストも頑張っているんだよ。」と言って、
展示会での展示トレーも何点か見せてくれました。


どうも、ロシア国内においても、ジョストボ・トレーは‘単なるお土産品’であって、
‘アート’として認識してくれる人が少ないので、その啓蒙活動に力を入れているようです。

「ジョストボについて、正しい情報を伝えてね。」
そう依頼されてしまったので、わたしも責任重大~ (^_^;)

特別に ネットに掲載する許可を頂いていますので、
ミーシャ氏のジョストボ・トレーをご紹介しますね。

まずは2作品、、、



どう?
素敵でしょ! (^_-)-☆

2011/09/19

老舗パン屋さん

先日、ロサンゼルスのリトル東京にいた時の事です。

ちょっと年配の知人に、、、
「タナカさんでコーヒーでも飲んで行かない?」と、誘われました。

「え?タナカさん?、、、それどこ?」

 ‘タナカさん’がいったい何処なのか? わたしには全く見当も付きません。

「新しく出来たお店かな?」と思いながら、後を付いて行くと、、、
ジャパニーズ・ビレッジ・プラザにある老舗のパン屋さんへ入って行きます。

「なんだぁ~ここかぁ、、、」

このパン屋さんは、いつもお買い物する、わたしのお気に入りのパン屋さんです。(^v^)

でも、‘タナカさん’ではありません。(^_^;)


確かに、お店の前のテーブル席では、
近所に住む、日系のおじいちゃんおばあちゃんがいつもお茶しています。

「ここ、ついこの間まで、タナカパン屋さんだったのよ。」って言いますが、
‘ついこの間’って、いったいいつの事なんでしょ?( 一一)
わたしの知る限りでは、かなり以前から ‘Yamazaki’ だったと思うのですが、、、
まぁ~あまり、深く追求するのはやめましょう、、、。

どうやら、古くから住んでる日本人には、「タナカさん」の方が馴染みが深いようです。

この日を境に、わたしも「タナカさん」と呼ぶ事にしました。(^_-)-☆

2011/09/16

ウーマン・ウィズ・リュート

今日は、久しぶりに、ローカルの話題です。


先日出かけた、パサデナ市にあるノートン・サイモン美術館では、
‘フェルメール’の作品の企画展が開催されていました。


今回、企画展示されているのは、
ニューヨークのメトロポリタン美術館所蔵の‘Woman with a Lute’
日本では、‘リュートを調弦する女’と呼ばれている作品です。

この美術館、いつもだと、すべての作品の撮影が可能なのですが、、、
今回、このフェルメールの作品に限り撮影禁止となってましたので、
残念ながら説明のボードとパンフレットの画像しかありませんが、
この作品が入ってる額縁もなかなか素敵でしたよ。


30数点しか存在しないと言われている、フェルメールの作品の貴重な一枚です。
9月26日(月)まで展示されていますので、お近くの方は是非訪れてみてください。

2011/09/15

Kanちゃん、ご紹介ありがとう♪

たらたらと綴っていた‘モスクワの旅’の日記を
北海道に住むペインターのお友達 Kanちゃんのブログ で紹介して頂きました。

Kanちゃんの所から、覗きに来てくださったみなさま、
わざわざお越しくださって、本当にありがとうございます。

旅行記は、ちょっと順序が逆になってしまいますが
こちらから全編が読めると思います。
 → ‘モスクワの旅’

もしくは、サイドバーにある 
カテゴリー’の中の 
モスクワの旅’をクリックしてください.。

← この画像は、、、
モスクワの地下鉄の駅構内のステンドクラスです。

各駅ごとにコンセプトがあって、
ホームに降り立つのが楽しみでした。
さすが‘芸術の国’です。


なかなか、なじみの薄いロシアのフォークアートですが、
これを機会に興味を持ってくださると嬉しいです。

特に、‘ジョストボ’については、まだまだお伝えしたい事がいっぱいありますので、
これからも、どうぞよろしくお願いします。

2011/09/13

モスクワの旅 ⑱ クレムリン♪

さて~やっと旅行の最終日となりました。

この日は、夕方のフライトに合わせて空港へ行く時間が決まっているので、
遠くに出掛ける訳には行かず、モスクワのど真ん中‘クレムリン’へ行く事にしました。

‘クレムリン’なら、ホテルから歩いて行かれます。

ガイドブックにも載っていたけど、、、
チケット売り場の長い列。
入場口での長い列。

夏の‘クレムリン’は、ホントに観光客でごった返しています。

入口に向けて大砲が並んでました。
観光客立ち入り禁止の区域もあって、
もちろん、警備も厳重です。


‘クレムリン’の中には、ロシア正教の寺院がいくつかあるようです。

というのも、フォークアートに関しては、あれほど下調べしたのですが
ここ‘クレムリン’は、必要になったら、ガイドブックを読めばいいって
思っていたので、まったく予備知識無しだったのです。


寺院の中は、撮影禁止なので紹介出来ないのが残念ですが、
壁から天井までおびただしい宗教画の数々に
言葉を失い、圧倒されてしまいました。

そういえば、ラッカー・ミニアチュールもそうなんですが、
ロシア正教のイコンや宗教画が、まさにロシアンペイントの原点なんでしょうね。


まだまだ、知らない事がいっぱいです。
もうちょっとロシアンペイントの世界を勉強してから
また、来てみたいと思いました。


* * * * * * * * * *

ところで、この1ヵ月ほどダラダラと綴っていましたが、
さすがに飽きてきませんか?

そこで、どうにかやっと、最終日までたどり着いたので、
ここらでいったん‘モスクワの旅’は、終わりにしようと思います。

長々とお付き合いくださって、本当にありがとうございます。

コメント残してくださった方、とっても嬉しかったです。
ありがとうございます。

まだまだ紹介していないエピソードもありますし、
旅行中撮りためた画像もいっぱいありますので、
それらは、これからも時折、綴って行きたいと思います。

では、どうか忘れずにまた覗きに来てくださいね。

2011/09/12

モスクワの旅 ⑰ 赤の広場♪

旅行中は、モスクワの中心部にあるホテルに滞在していたのですが、
昼間は郊外の村へ出かけていたので、観光スポットが集中している市内に戻ってくるのは、
毎日夕方になってからでした。

ガイドブックに載っているような、メジャーな観光地に寄ってなかったので、
夕食の後、ブラブラと‘赤の広場’まで行って見る事に、、、

驚きましたね~
観光客でいっぱいです。(@_@;)

昼間は暑いし、夜はなかなか暗くならないので、
みんな夕涼みがてらブラブラしてるんですね~

そう、8月のモスクワは日が長く、夜の10時頃までは明るいのです。


「わぁ~すごい、こんなに人が居る~」

いかに観光ルートから外れている旅をしているのか、実感した瞬間でもあります。 (^_^;)


有名な‘聖ワシーリー寺院’の前なんか、中国人観光客でいっぱいで、
撮影にベストな場所は、なかなか空きません。

ライトアップされている老舗デパートの‘グム’

入ってないので、なんとも言えないのですが、
デパート内部も超豪華らしいです。(^v^)

2011/09/09

モスクワの旅 ⑯ マトリョーシカ♪

もちろん、おみやげ市場の‘ヴェルニサージュ’では、
沢山のマトリョーシカが売られていました。


モスクワ市内のおみやげ屋さんに比べると
お値段もずいぶんお安いようですし、なんと言っても種類が豊富。
もちろん値引きにも応じてくれます。


有名な産地の伝統的な物から、
アーチストが描いた個性的なものまで、、、

沢山の中から、お気に入りを選ぶのは至難の業ですね。


そして、中には、こんな方のマトリョーシカも、、、

怪我しちゃったみたいですが、早く復帰して活躍して欲しいですね。
そういえば、一日中サッカーの試合を流しているTVチャンネルがありました。

2011/09/08

モスクワの旅 ⑮ おみやげ市場♪

モスクワのおみやげ市場として有名な‘ヴェルニサージュ’

ここには、ロシア各地の工芸品や民芸品を売るお店が集まっていて、
モスクワ市内にあるおみやげ屋と比べ、
商品も豊富でお値段もお安いらしいのです。


なので、旅行会社のオプショナルツアーでも、
‘日本語ガイドさんと一緒にお買い物♪’
っていうツアーが組まれている程の、有名な観光スポットでもあります。

週末の午前中が、出店も多くてお買いものには最適らしいので、
当初の計画では、日曜日の朝から出かけるはずだったのですが、、、
なんせ、行き当たりばったりの旅行なので、
あっさりと予定を変更してしまい、
この日‘ヴェルニサージュ’に着いたのは、午後4時頃。

当然と言えば当然なんだけど、、、
もう、ほとんどのお店が店じまいしてました。(>_<)

すでに買い物客も、まばら、、、

それでも、まだ開いてるお店を覗くと、
手際良く、どんどん商品が片付けられて行きます。

「あれがいいかな?」 「こっちにしようかな?」 なんて
とてもゆっくり選べる状態じゃないです。

結局、欲しいものリストのホンの一部しか買えませんでしたが、
お目当ての物は、ちゃんと見つかりました。(^v^)



まだまだ欲しい物はいっぱいあるので、
次回の為にと、画像だけは少し撮ってきました。

2011/09/06

モスクワの旅 ⑭ ピロシキ

ちょっと休憩~ ( 一一)


わたし食べ物の画像はあまり撮らないのですが、、、

何処で食べても、美味しかった‘ピロシキ’
ちゃんと画像に残ってました。


一見菓子パンのように見えるけど、
中身が、キノコだったり、キャベツだったり、ポテトだったりと
いろんなバリエーションがあって、とっても美味しかったです。



モスクワ旅行のレポ、
こんなに続く予定じゃなかったのですが、、、
 まだ続きがありますので、また覗いてくださいね。

2011/09/05

モスクワの旅 ⑬ フォークアート・ミュージアム♪ 玩具

フォークアート・ミュージアム
まだまだ続きます、、、(^_^;)

もちろんすべてを紹介出来ないのは、解ってるんですが、、、
ロシアの古い玩具もなかなかなので、
もうちょっとお付き合いくださいね。

木彫りの人形


からくり人形

どれも素朴な木工の玩具です。
見ているだけでも、ちょっとなごみませんか?


そして、陶器や磁器製品は、
途中で、見ているのが飽きてしまうほど、、、
沢山展示されていました。


そんな中
一番、目を惹いたのが、この小さなカップ。

一客ずつ絵柄が違うんですよ。
しかも、とても細かく繊細な絵付けで、まるでミニチュアペイントです。

もちろんカップ&ソーサのみならず、
ポットから、盛り皿、水差しなどのフルセットが揃っていて
民族衣装の子供達が描かれていました。

こんな素敵なカップ、いったい誰が使っていたのでしょうね?

2011/09/02

モスクワの旅 ⑫ フォークアート・ミュージアム♪ 民芸

‘フォークアート・ミュージアム’では、
ロシア各地の民芸品も沢山展示されていました。

すっかりお馴染みの‘マトリョーシカ’
ロシア各地で作られていて、
産地によってデザインに特徴があります。

藍色が特徴の‘グジェリ陶器’

ゴールドの地が華やかな‘ホフロマ塗り’

鮮やかな色彩で描かれている‘ガラジェッツ塗り’

赤と緑と黄の素朴な文様が描かれた‘セベロドビンスク塗り’


ここ数日、書籍とネットで調べて、やっと名前が解った物もありますが、
まだまだ他にもいろいろある、ロシアのフォークアートペイントです。

これを機会に興味を持って頂けるといいなぁ~

2011/09/01

モスクワの旅 ⑪ フォークアート・ミュージアム♪ トレー

ロシア各地から集められた、工芸品や民芸品を展示している
‘フォークアート・ミュージアム’
ここには、ジョストボのトレーも沢山飾られているという
話を何度か聞いていたので、訪ねてみたのですが、、、
あれ? (@_@;)

この日、展示されていたのは、ホンの十数枚のトレーでした。
しかも、オールドジョストボばかりです。

オールドジョストボならではのシンプルな花束

オールドジョストボではよく描かれていた
‘ティータイム’のモチーフ。
この素朴感が、とてもいいでしょ~

そしてこれは、
トレーのデザインがジョストボトレーではないのですが、、、
描かれているモチーフは、オールドジョストボでも有名な
‘ラドガ湖のピョートル大帝’(、、、だと思う、、、)

数は少なかったけど、貴重なトレーに会えたので
これはこれでよかったです。

後日、トレーの展示が少なかった事をミーシャ氏に尋ねたところ、、、

確かに、以前は沢山のジョストボトレーが各部屋に展示されていたようですが、
ミュージアムのディレクターが変わってから、
多くのトレーはお蔵入りになってしまったようです。
所蔵品は沢山あるはずなので、しまい込まないでお披露目して欲しいですね。

まだまだ続きます。.。o○