たまには、ちゃんと(?)‘ジョストボ’のお話もしますね。(^v^)
アメリカのトールペインティングやデコラティブペインティングの業界では、
アメリカンペイントや、スティルライフなどの他にも
ヨーロッパのフォークアートも数多くの紹介されていますが、
そのデコラティブペインティングの中に‘ジョストボ’が加わったのが、
1991年以降の事なのです。
割と最近のお話でしょ?
1991年に、ソ連が崩壊し新しい体制になると、
ロシアでは、それまであった外国人の渡航制限が緩やかになり、
世界中から沢山の観光客が訪れるようになりました。
もちろん、その中にアメリカ人のペインターも居る訳で、、、
その方達が、ジョストボ村を訪れてファクトリーで働くロシア人ペインターと交流を持ち、
ジョストボのペイント技法をアメリカ人に紹介する為に奮闘したのです。
特に活躍したのが、トリシア・ジョイナーさんとプリシラ・ハウザーさんのお二人です。
1995年頃には、ロシア人のペインターをアメリカに招いてセミナーをしたり
ペイントブックやビデオを発売して、ジョストボの普及に尽力をかけていました。
☆ トリシアさんプロデュースの
ペイントブックとビデオテープ
ペイントブックは、わたしの恩師でもあるスラバ氏とミーシャ氏の作品で構成されています。
ビデオでは、スラバ氏のジョストボの描き方を説明しています。
* 当時の描き方は、最近の描き方とちょっと違うので、一見の価値のあるお宝ビデオです。
☆ プリシラさんプロデュースの
ペイントブック
こちらも恩師のタチアナさんと
ラリーサさんのデザインで構成されています。
☆ 日本語にも翻訳された
ペイントブック
プリシラさんのプロデュースで、ボリフ氏の作品で構成されています。
日本語版は、日本ヴォーグ社発行です。
そうそう、、、
ここで、ちょっと付け加えておきますが、
スラバ氏、ミーシャ氏、タチアナさん、ラリーサさん、ボリフ氏は、
皆さんどなたも、ジョストボの‘マスターペインター’です。
* * * ☆ * * * ☆ * * * ☆ * * *
プリシラさんプロデュースのペイントブックの中表紙にのっている、ジョストボファクトリーのペインターが勢ぞろいしている写真です。
この中に、スラバ氏と奥様のタイサさんも写っていて、、、
それを見た、ご本人が、あまりの変わりように大笑い~した事がありました。(^v^)
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